VTuberの2D・3Dモデルの作り方の流れを工程別に解説|全て自分でするのは難しいかも

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最近はやりのVTuberですが、どのように2D・3Dモデルを作るのかご紹介します。

本記事では、詳しい作り方の内容というより、どんな作業が必要なのか。
おまかな流れをつかめるように、解説しています。

工程別にしないといけないことをまとめているので、作り方の全体像をとらえることが出来ると思います。

もくじ

VTuberの2D・3Dモデルの作り方の流れ

VTuberの2D・3Dモデルの作成には、いくつか工程があります。
大まかな流れ・工程は以下の通りです。

  • STEP1:イラストを用意する
  • STEP2:キャラに動きを付ける
  • STEP3:表情を読み取る

大きな流れはこのようになります。
1つ1つ詳しく見ていきましょう!

STEP1:イラストを用意する

まずはモデルの基本となるイラストを準備します。
自分で作成する場合と、依頼する場合の方法をご紹介します。

【自分で作成する場合】

clip studioイメージ画像

自分で作成する場合、ペイントソフトでイラストを作成します。

メジャーな方法は、液晶タブレットと言われるデバイスで、ペイントソフトでイラストを描きます。
代表的な液晶タブレットは「WACOM」、ペイントソフトは「Clip Studio」です。

上記リンクが液晶タブレットです。
「WACOM」の公式ページはこちらです。
お得なオリジナル品が豊富なペンタブレットの【ワコムストア】

イラストを描いたことがない人は難しいので、依頼することをおすすめします。
単に一枚絵を描くだけでなく、体のパーツを細かく分けたりする作業が必要なので、慣れていないと難しいです。

イラストを描いてみたい方、挑戦してみたい方は、上記リンクの液晶タブレットを購入検討してみてください。

下記画像リンクは、イラストの勉強ができるサービスになっています。

パルミー

【依頼する場合】

ココナライメージ画像

依頼する場合は、料金はかかりますが簡単です。

依頼は「ココナラ」がおすすめです。

おすすめ理由は、①たくさんの絵描きさんがいる ②クーポンを利用できる の2点です。
ココナラ」では定期的にクーポンを発行してくれるので、お得に依頼できます。

ココナラ案件例

ココナラ公式ページに進み、「VTuber イラスト」等で調べてみてください。
イラスト + 2D・3Dモデル作成を込みでしてくれる方もいます。

料金はまちまちですが、イラストのみで約1~2万円、イラスト + 2Dモデルで約3~8万円。

イラストのみを依頼して、キャラに動きを付ける作業は自分でするのも手の1つです。
ネットに情報はかなりあるので、時間はかかりますが自分ですることも可能です。

全て依頼したい方は、「イラスト + 2D・3Dモデル作成」両方で依頼。
イラストのみの方は、「VTuber用イラスト」で依頼。

STEP2:キャラに動きを付ける

次の工程は、キャラに動きを付ける作業です。

横を見たり、首を曲げたりする動きを設定します。
この動きを付けるためには、専用のソフトを使用します。

2Dモデルか3Dモデルかによって使用するソフトは異なってきます。

【2Dモデルの場合】

live2Dイメージ画像

Live2D」というソフトを使用します。
ネットで使い方を調べても良いですし、Live2Dの使い方講座を受講してもいいです。

使い方講座が気になった方は、下記ボタンから見てみてください。

\Live2D講座/パルミー

【3Dモデルの場合】

3Dモデル作成ソフトイメージ

Adobe Character Animator」というソフトを使用します。
こちらのソフトは有料版のみなので、3Dモデルよりも2Dモデルの方が作成も簡単なのでおすすめです。

3Dモデルの場合は、下記で説明する「表情を読み取る作業」が一括で出来るメリットがあります。
逆に2Dモデルは、表情を読み取るためのソフトと、動きを付けるためのソフトを連携させる必要があります。

2Dと3Dどっち?

工程は3Dモデルの方が少ないように思いますが、3Dモデルの方がより難しく、かかってくる料金も高くなってしまいます。

2Dモデルと3Dモデルどちらもメリット・デメリットがありますが、おすすめは2Dモデルです。
今いるVTuberのほとんどは2Dモデルです。
3DモデルはVRなど高性能デバイスもいるので、動かすのにはかなりの労力が必要です。

依頼に関して

この工程も依頼することが出来ます。
イラストも2D・3Dモデル作成も依頼する方は、同じ方に一括で作成しましょう。

イラストと2D・3Dモデル作成を別の人に依頼する人は、イラストが2D・3Dモデル作成用にパーツ分けされているものか注意してください。
単に1枚絵のイラストがあっても、2D・3Dモデル作成はできません。

イラスト依頼と同様に、「ココナラ」で依頼しましょう。

\サービスを探す/ココナラ

STEP3:表情を読み取る

facerigイメージ

次の工程は、カメラで読み取った自分の表情と、キャラの動きを連動させる作業です。

この工程は、2Dモデル作成の場合に必要です。
3Dモデルの場合は、STEP2で同時にすることになります。

使用するソフトは「Facerig」を使用します。
さらにLive2Dと連携させるための「FaceRig Live2D Module」も必要です。
これらのソフトを商用目的で利用する場合は、「FaceRig Pro Upgrade」も必要です。

全てを購入した場合、約8500円になります。

Facerigの使い方は、難しくないのでこの工程までくれば楽だと思います。

必要な機材

VTuberの2D・3Dモデルの作り方の流れは分かってもらえたと思います。
内容はキャラの作り方に関してでしたが、キャラをソフトで作っただけではダメです。

必要な機材があるので、確認しておいてください。

必要な機材

  • パソコン
  • カメラ
  • マイク

簡単にまとめるとこの3つが必須アイテムです。

パソコン

パソコンはもちろん必要ですが、できるだけハイスペックな方が好ましいです。
配信・録画・ゲーム・キャラを動かすなどの、複数の処理をすることになると思うので、スペックは気にしておきましょう。

2Dの場合は比較的安価でも大丈夫です。

推奨としては、GTX1060以上(GPU)・Corei5以上(CPU)になります。

カメラ

顔の表情を読み取るのに必須なアイテムです。
配信者がよく使っているおすすめWEBカメラのリンクを張っておきます。

3Dモデルで複雑な動きをさせたい場合は、VRヘッドセットが必要な場合もあります。

マイク

こちらも必須アイテムです。
VTuberに限らず、配信には必要ですね。

割と安価で性能の良いおすすめマイクが以下リンクになります。

おすすめの作り方・依頼するかどうかの判断

作成依頼すると当たり前ですが料金がかかります。
できるだけ安く済ませたいところですが、依頼した方が安心なのも事実です。

おすすめの作り方は、イラストを依頼し、Live2Dモデル作成以降は自分でする方法です。

言ってしまえば、お金に余裕があるなら全部依頼しちゃう。
余裕が無いなら上記の方法がいいです。

依頼するかどうかの判断のポイントは「STEP2:キャラに動きを付ける」です。
この工程を自分で出来る、もしくはめんどくさくない方はイラストのみ依頼でいいです。

逆に自分には無理そうだと思う方や、めんどくさい方は一括で依頼しましょう。

とりあえずイラストだけ依頼してみて、自分でLive2Dモデル作成にチャレンジしてから、依頼するかどうかを決めてもいいと思います。

自分に合った方法で依頼してみてください。

ココナラ」では、依頼者の相談にきちんと乗ってくれるので自分の要望や考えを伝えておきましょう。

まとめ

Vtuberの2D・3Dモデルの作り方の流れは以下の通り。

  • STEP1:イラストを用意する
  • STEP2:キャラに動きを付ける
  • STEP3:表情を読み取る

STEP1は、ほとんどの人が依頼必須
STEP2は、自分で出来ないこともないですが、まとめて依頼することもできます。
STEP3は、問題なく自分で出来ます。

依頼先は、「ココナラ」がおすすめです。
作成者がたくさんいて、定期的に発行されるクーポンでお得に依頼できます。

VTuberの2D・3Dモデルを動かすのに必要な機材は以下の通り。

  • パソコン
  • カメラ
  • マイク

おすすめ商品は以下リンク商品です。


依頼をどこまでするかの判断は、Live2Dモデルを自分で作成できるかどうかです。

まずイラストを作成依頼して、Live2Dモデル作成に挑戦してみましょう。
無理そうであれば、再度Live2Dモデル作成を依頼しましょう。

料金がかかるので、依頼は悩みどころになると思います。
しかし、イラストがないと何も進まないので、イラストは先に用意したいですね。

自分だけのかっこいい・かわいいキャラを作ってみてください。