【ゲーミングPC】購入に必要な基礎知識・用語を知ろう
ゲーミングPCの購入を考えたら、まずは知識や用語を理解しましょう!
理解しないまま購入すると、後悔することになるかもしれません。
それにどのゲーミングPCを購入するかを決めるには、最低限の知識が必要です。
「GPU」「CPU」「RTX」など専門用語もたくさん出てくるので、用語の理解も必要です。
本記事では、ゲーミングPC購入のSTEP1となる「基礎知識・用語」の説明をします。
もくじ
ゲーミングPCとは
まずは普通のパソコンとゲーミングPCとの違いを知りましょう。
ゲーミングPCに明確な定義はありませんが、主な違いはパーツの性能です。
「CPU」「GPU」「メモリ」といったパーツが高性能という特徴があります。
その中でも「GPU」というパーツに大きな違いがあります。
「GPU」とはグラフィックボードとも言われ、映像を処理するパーツになります。
普通のパソコンは「GPU」がありません。
詳しく言うと、「CPU」に内蔵されています。
つまりゲーミングPCは、映像を処理するパーツが別途内蔵されているので、激しい動きを映像化することが出来ます。
逆に普通のパソコンは、映像を処理するパーツが「CPU」に内蔵されているので、負荷の大きいゲームはできません。
簡単にまとめると、ゲームをするには負荷の大きい処理をする必要があるため、高性能なパーツが必要です。
様々な処理を高速で行うことが出来るのが、ゲーミングPCというわけです。
ゲーミングPCの種類
ゲーミングPCは大きく分けると、「自作パソコン」と「BTOパソコン」があります。
- 自作パソコン:自分でパーツやフレームを購入してカスタマイズしたパソコン
- BTOパソコン:すでに完成しているパソコン
どちらにもメリット・デメリットがありますが、初心者はBTOパソコンをおすすめします。
自作パソコンは、知識がかなり必要・故障時にも自分で対応する必要があります。
しかし、BTOパソコンに比べて安く購入することが出来るメリットがあります。
それに比べてBTOパソコンは、すでに完成しているので購入が簡単です。
故障時にも販売業者に連絡するだけですし、保証期間もあります。
初心者には圧倒的に、BTOパソコンがおすすめです。
自作に比べて価格は高くなってしまいますが、故障などのリスクを考えると安心です。
購入に必要な理解しておくべき用語
ゲーミングPCを購入しようとすると、たくさんの専門用語を目にします。
理解していないと、性能を比較することもできないので、購入の決断ができません。
最低限の用語の知識をご説明します。
BTOパソコンの購入には、以下の知識があれば問題ありません。
CPU
「CPU」とは、人間で言うところの脳に当たります。
様々な命令を出すパソコンの核になります。
「CPU」はメーカーによって名称が異なります。
モデルもいくつかあるので下記で説明します。
メーカー | モデル名 |
Intel | Core i |
AMD | Ryzen |
代表的なメーカーが上記の通りです。
Core iの方がメジャーなCPUになっています。
ゲーミングPCには、「Core i7」以上、「Ryzen 5」以上がおすすめです。
GPU
「GPU」とは、映像を処理するパーツになります。
映像のカクつきや、遅延を無くすための処理をしてくれます。
メーカー | モデル名 |
NVIDIA | RTX/GTX |
AMD | Radeon |
「GPU」はNVIDIAのRTXシリーズがおすすめ。
「GeForce RTX 2070」以上あればVR以外ならほとんどのゲームができます。
メモリ
メモリはデータを記憶しておくパーツになります。
同時に複数のサイトを開いたり、ゲーム配信をしたりする場合に、影響してくるパーツです。
メモリ数 | 特徴 |
8GB | ゲームするなら最低ライン |
16GB | おすすめ |
32GB以上 | 配信や編集するなら |
普通に使用する場合は、16GBあれば問題ないです。
8GBだと少々物足りないです。
ゲームをしながら音楽を聞いたり、複数の作業を同時にしたい方は16GB以上がおすすめです。
ストレージ
ストレージは、ゲームのデータを記憶しておくパーツです。
ストレージは、「SSD」と「HDD」の2種類あります。
「SSD」の方が高性能です。
最も大きな違いは、読み書き速度が速いことです。
高性能なSSDを装備していると、ゲームの読み書きが早くなります。
ストレージ | 特徴 |
SSD(SATA)500GB | 最低ライン |
NVMe SSD 500GB | おすすめ |
NVMe SSD 1TB | ハイエンドモデル |
ゲーミングPCによっては、「SSD」と「HDD」の両方が組み込まれているものもあります。
基本的にゲームを保存するのは「SSD」なので、高性能な「SSD」を優先させましょう。
代表的なメーカーとモデル
ゲーミングPCで有名なメーカーとそのモデル名をご紹介します。
どんなメーカーがあるのかを知っておくことで、購入の参考になると思います。
メーカー | モデル |
ドスパラ | GALLERIA |
パソコン工房 | Level ∞ |
マウスコンピュータ | G-Tune |
Dell | ALIENWARE |
HP | PAVIRION/OMEN |
レノボ | Legion |
ツクモ | G-GEAR |
これらが代表的なゲーミングPCのメーカーとモデル名です。
聞いたことのあるメーカーもあったと思います。
まとめ
ゲーミングPCの購入には、最低限の知識が必要です。
上記で説明した用語や知識があれば、BTOパソコンの購入は問題ありません。
どのパソコンを購入するかは、各パーツの性能で決めることになります。
自分のしたいゲームや作業に応じて、パーツの性能を決めましょう。
ゲーミングPC購入のSTEP1は知識や用語の理解です。
本記事では、その知識や用語を解説しました。
次は、「自作パソコン」か「BTOパソコン」どちらを購入するかを決める必要があります。
下記の記事では、それぞれのパソコンを比較しています。
それぞれのメリットやデメリット、費用などを解説しています。
【ゲーミングPC】自作とBTOの違いを徹底比較|メリット・デメリット・費用など
ゲーミングPCの購入を考えたら、「自作パソコン」と「BTOパソコン」のどちらにするのかを決めなければなりません。どちらにもメリット・デメリットがあり、予算も変わってきます。本記事では、どちらが自分に合っているのか理解できるように、分かりやすいように比較しています。どちらにするか決めることが出来ると思います。