【ゲーミングPC】自作とBTOの違いを徹底比較|メリット・デメリット・費用など
「自作とBTOどちらにしようか?」
ゲーミングPC購入者は、はじめにこの選択をしないといけません。
「自作パソコン」か「BTOパソコン」それぞれにメリット・デメリットがあります。
それぞれの違いを理解して、どちらを購入するかを決めましょう!
もくじ
- 1.「自作パソコン」「BTOパソコン」とは
- 2.それぞれのメリット・デメリット
- 3.費用の比較
- 4.それぞれのおすすめの人
- 5.まとめ
・自作パソコンのメリット・デメリット
・BTOパソコンのメリット・デメリット
・自作パソコンがおすすめの人
・BTOパソコンがおすすめの人
「自作パソコン」「BTOパソコン」とは
ゲーミングPCは、大きく分けると2種類あります。
それが「自作パソコン」と「BTOパソコン」です。
まずは、それぞれがどのようなものかを確認してみましょう。
自作パソコンとは
名前の通り、自分で作るパソコンです。
具体的にどのように作っていくかというと、パーツを組み合わせて作ります。
パソコンという機械は、いくつかのパーツの組み合わせで出来ています。
市販のパソコンは、パーツを組み合わせて既に完成したものです。
自作パソコンとは、自分で必要なパーツを購入し、それを組み合わせてパソコンを1から作ったものを言います。
BTOパソコンとは
市販で売られているものを想像すると分かりやすいです。
自作パソコンとは違い、すでに完成しているパソコンのことを言います。
パーツを購入する必要はなく、パソコン1台購入するだけなので、自作パソコンに比べて簡単に購入することが出来ます。
それぞれのメリット・デメリット
ほとんどの方は、BTOパソコンです。
それに、おすすめなのもBTOパソコンです。
しかし、それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがあります。
それらを理解して、どちらにするか決めるといいでしょう。
自作パソコンのメリット・デメリット
メリット
- カスタマイズが自由
- BTOパソコンと比べて安い場合がある
上記2点が自作PCの最大のメリットです。
フレームや各パーツを自分で選びたい方にはおすすめです。
「外観を光らせい」「このパーツだけは最高品質にしたい」といった、こだわりを組み込むことができます。
自作パソコンの方が安いというわけではないですが、安くなる場合があります。
BTOパソコンは各パーツの性能が平均的に組み込まれています。
GPUをハイエンドモデルにしたい場合、BTOパソコンでは他のパーツもハイエンドモデルになりますが、自作パソコンの場合は一部のパーツのみハイエンドにすることができるので、安くなる場合があります。
デメリット
- 故障時に自分で対応する必要がある
- 知識が必要
- 完成までに時間がかかる
故障時の対応が面倒なことが最大のデメリットだと思います。
BTOパソコンの場合は、メーカーに丸投げでいいですが、自作パソコンはそうはいきません。
何が原因で故障したのかを究明する必要や、費用も掛かってきます。
組み立て・故障時に特に知識が必要です。
どのパーツが必要なのか、相性や静電気対策など、自作パソコンには専門知識が必要です。
もちろん知識が付くという考えもできますが、簡単に購入したい方はBTOパソコンの方がいいでしょう。
それに完成までに時間がかかります。
パーツの選定、組み立てなど、BTOパソコンに比べるとかなり時間がかかります。
時間をかけて自分だけのパソコンを作りたい方にはおすすめですが、すぐに使いたい方はBTOパソコンがいいでしょう。
BTOパソコンのメリット・デメリット
メリット
- なんといっても簡単
- 故障時も保証がある
何といっても簡単が最大のメリットです。
既に完成したパソコンが届くので、すぐに使えます。
購入もネットで簡単にできます。
知識も最低限あれば問題ありません。
BTOパソコンをおすすめするのは、故障時の対応が簡単だからです。
保証もあるので、メーカーに丸投げでOKです。
デメリット
- カスタマイズはできない
- 自作に比べて少し高い場合がある
既に完成したパソコンなので、カスタマイズすることはできません。
フレームや搭載されているパーツは変更できませんが、こだわりが無ければ問題ありません。
ほとんどの方がBTOパソコンなので、特に初心者はBTOパソコンがおすすめです。
価格は自作パソコンの方が安い場合がありますが、それほど変わらないので問題ないと思います。
それよりも保証付きで、故障時の対応が簡単な方が初心者にはメリットがあります。
費用の比較
どれくらい費用が掛かるかは重要です。
「自作パソコン」と「BTOパソコン」の価格比較をしてみます。
BTOパソコンで有名なドスパラの「GALLERIA XA7R-R37」を自作した場合を考えます。
パーツ | パーツ詳細 | 価格 |
OS | Windows 10 Home 64ビット | 15,000 |
CPU | AMD Ryzen 7 3700X | 40,000 |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 3070 8GB GDDR6 | 80,000 |
電源 | 650W 静音電源 | 6,500 |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM | 10,000 |
SSD | 512GB NVMe SSD | 8,000 |
ケース | ガレリア専用 SKケース (ATX) | 8,000 |
ケースファン | 14cm 静音FAN ×3 | 4,500 |
マザーボード | ASRock B550 TW | 18,000 |
【自作の場合】約190,000
主なパーツで計算していますが、送料や電源ケーブルを含めれば価格に大きな違いはありません。
むしろ自作の方が高くなってきます。
これはパソコンメーカーがパーツを大量購入しているので、安くパソコンを組めるからです。
自作の場合は、ほとんどが単品購入のためパーツ1つ当たりの単価が高くなります。
一見すると自作の方が高いように思いますが、自作する方が安くなる場合もあります。
一部のパーツを高いものをして、他を安いパーツにすればBTOパソコンよりも安くできます。
このように、こだわりがあって一部だけ高いパーツを着見込みたい方には、自作パソコンがおすすめです。
しかし、特にこだわりがない方や、簡単に済ませたい方は、BTOパソコンがおすすめです。
価格面では特に、気にすることもないと思います。
それぞれのおすすめの人
自作パソコンがおすすめの人
- パーツにこだわりがある人
- できるだけ安くしたい方
自作パソコンは玄人向けです。
自分だけのゲーミングPCを作りたい方や、光らせたい、かっこよくしたい、こだわりがある方におすすめです。
パーツの組み合わせによって、BTOパソコンよりも安くなるので、できるだけ安く購入したい方にもおすすめです。
しかし、今は安いモデルもたくさんあるので、一度BTOパソコンを検討してからが良いでしょう。
BTOパソコンがおすすめの人
- 初めてゲーミングPCを購入する方
- 安心安全を求める方
- 特にこだわりがない方
ほとんどの方に、BTOパソコンをおすすめします。
特に、初めてゲーミングPCを購入する方や、知識がない方におすすめです。
何より、故障した場合や不具合の際に、メーカーに丸投げできるのが大きいです。
安心安全がBTOパソコンの最大のメリットと言えます。
ほとんどの方は、特にこだわりはないと思います。
このメーカーのこのパーツを使いたい!といったような。
届いてからすぐに使えますし、ラインナップも豊富なので、自分に合ったパソコンを見つけることが出来ます。
総じて、BTOパソコンの方がおすすめです。
まとめ
ゲーミングPCの購入を考えたら、どちらのパソコンにするかを決めないといけません。
「自作パソコン」「BTOパソコン」それぞれにメリット・デメリットがあります。
それらを理解して、自分に合った方を選びましょう。
おすすめは「BTOパソコン」です。
プロや配信者も使っているので、問題はありません。
何より安心安全なことが最大のメリットです。
自作パソコンは、カスタマイズできることが最大の魅力です。
自分だけのパソコンを作ることが出来ますが、知識も必要なので、しっかりと調べましょう。
組み立てたけど、電源が付かないなんてこともあり得ます。
パソコン屋のスタッフに聞いてみるのもいいと思います。
本記事で、「自作パソコン」「BTOパソコン」の違いについて理解できたと思います。
次はどのようにゲーミングPCを選んでいくかです。
やりたいゲームでスペックを決めるのか。
予算で決めるのか。
人によって選び方が変わってくるので、選び方について下記の記事で解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。
【ゲーミングPC】いろんな選び方をご紹介|予算・プレイするゲーム・メーカー
ゲーミングPCは、メーカーもラインナップも豊富で選ぶのに悩む方がほとんどだと思います。そんな方のために、いくつか選ぶ方を紹介します。選び方の幅が広がると思います。