【BTOゲーミングPC】選び方の徹底解説|欲しいパソコンが見つかる
ゲーミングPCは、メーカーやラインナップが豊富でなかなか決めれないことがあります。
たくさんの中から、どれにしようか決めかねていませんか?
本記事では、メーカーの特徴やスペック、予算に合った選び方を順を追って解説します。
自分の欲しいパソコンを見つけることが出来ると思います。
最低でも、欲しい条件が確立できるので、選ぶ際に楽になります。
ゲーミングPCは高い買い物になるので、後悔のないようにしっかりと選びましょう!
もくじ
- 1.選び方の流れ
- 2.メーカーを決める
- 3.スペックを決める
- 4.予算を決める
- 5.まとめ
・GALLERIA
・レベル∞
・G-Tune
・ALIENWARE
・PAVILION / OMEN
・Legion
・G-GEAR
選び方の流れ
最初に大まかに選び方の流れをご紹介します。
各項目ごとに条件を絞っていけば、欲しい商品が見えてきます。
②スペックを決める
③予算を決める
「予算を最後に決めるのか。。」と思うかもしれません。
予算を20万ほどで考えている方は問題ありませんが、10万以下で考えている方には問題が出てくるかもしれません。
後々、低予算だとプレイしたいゲームがあるけど出来ない。
なんてことになる可能性があります。
なので、先に予算を決めると後々後悔することになるので、予算は最後に決めます。
予算が自分の欲しい商品に満たない場合は、我慢して予算を確保することをおすすめします。
しかし、安くてもすぐに使いたい方もいると思うので、低予算でもしっかりとしたゲーミングPCの紹介も下記でします。
それでは順番に見ていきましょう。
各項目ごとに条件を絞って、自分の欲しい商品を見つけましょう!
メーカーを決める
まずはメーカーを決めてしまいましょう!
一番迷うところかもしれません。
おそらくゲーミングPC購入を考えている方は、メーカー毎の違いや特徴がいまいち分からないと思います。
ラインナップも色々あって、スペックも似ていて、なかなか決めれないです。
そこで、メーカーの特徴やデザインを紹介していきます。
有名なメーカーをいくつか紹介するので、どのメーカーにするか決めてみてください。
1つに絞る必要はありませんが、2~3つ程度に絞れると選びやすくなります。
どのメーカにするかを決めるポイントは、以下で紹介するメーカーの特徴とデザインの好み、好きな配信者の使用しているメーカーで考えるといいと思います。
スペックや価格は大きく変わらないので、最後は好みで決めることが多いように感じます。
ゲーミングPC選びは、車選びと似ていると思います。
車も色々なメーカーがありますが、結局のところデザインで選ぶ傾向があります。
メーカーによってスペックは少し違いますが、どれも優れたスペックに違いありません。
ゲーミングPCも同様で、スペックに違いはありますが大きく変わりません。
デザインで選んでしまっても問題ありません。
まずはメーカーを選んでしまいましょう!
GALLERIA
特徴
- 同スペックの場合、他メーカーより安い
- 発送が早い
- ラインナップが豊富
ドスパラのゲーミングPC「GALLERIA」。
eスポーツ大会での実績もあり、有名メーカーの1つです。
同じスペックで他メーカーと比較したとき、安いモデルがあります。
価格でいうと約1~3万ほど安上がりです。
発送が早いので、注文してからすぐに手元に届きます。
ほとんどのメーカーが発注から1週間以降ですが、ガレリアは最短で翌日出荷です。
すぐに使えるのはうれしいですよね。
低スペックモデルから、ハイエンドモデルまで数多くの商品があるので、欲しいものが見つかります。
国内で有名なプロゲーミングチーム「DeToNator」とのコラボ商品もあります。
プロやストリーマーと同じ、または似たスペックのゲーミングPCが欲しい方はコラボ商品をチェックしてみてください。
人気No1モデル
モデル名 | GALLERIA XA7R-R37 |
CPU | AMD Ryzen 7 3700X |
グラフィック機能 | NVIDIA GeForce RTX 3070 8GB GDDR6 |
電源 | 650W 静音電源 (80PLUS BRONZE) |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
SSD | 1TB NVMe SSD |
マザーボード | ASRock B550 TW |
入出力ポート | 前面:USB 3.2 Gen1 Type-A x4 背面: USB3.1 Gen1(Type-A) x6 |
持込修理保証 | 保証期間1年 |
ユーザー満足度☆5のコスパのいい商品です。
ゲームをより快適にプレイすることが出来る、高スペックかつコスパに優れたモデルです。
レベル∞
特徴
- 同スペックの場合、他メーカーより安い
- ラインナップがかなり豊富
- コラボ商品が多数
- セールやキャンペーン頻度が高い
GALLERIAと同様に、モデルによっては他メーカーよりも安く手に入れることが出来ます。
ラインナップがかなり豊富なので、パーツが違っても同じくらいのスペックの商品だと一番安いかもしれません。
何といってもラインナップがかなり豊富で、パーツの組み合わせが多数あります。
その分カスタマイズ性は高くありませんが、それを補うラインナップの豊富さがあります。
コラボ商品もたくさんあります。
有名プロゲーミングチーム「父ノ背中」「JUPITER」、その他ストリーマーとのコラボ商品もあります。
セールやキャンペーンが豊富なことが、他メーカーとの大きな違い・特徴です。
割引や還元、プレゼント抽選など、お得に購入できる機会が豊富に用意されています。
人気No1モデル
モデル名 | LEVEL-M0B5-R53-RJX |
CPU | AMD Ryzen 5 3600 |
グラフィック機能 | GeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6 |
電源 | 500W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源 |
メモリ | 8GB DDR4-2666 DIMM |
SSD | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
持込修理保証 | 保証期間1年 |
こちらのモデルはライトユーザー向けになっています。
このような低スペックのエントリーモデルから、ハイスペックのハイエンドモデルまで、数多くのラインナップがあります。
個人的には、メーカーで迷ったら「レベル∞」をおすすめします。
ラインナップが豊富なので、必ずほしい商品が見つかるからです。
加えてキャンペーン頻度が高いので、いつでもお得に購入できます。
ゲーミングPCの価格は、キャンペーンで変わってくるので重要です。
G-Tune
特徴
- 知名度がある
- ラインナップがかなり豊富
- コスパがいい
- ケースの種類が選べる
マウスコンピュータの「G-Tune」。
乃木坂がCMをしていたこともあり、名前を聞いたことがある方も多いと思います。
コスパ、サポート、ラインナップと安定したメーカーという印象があります。
低価格モデルからVRプレイ可能なハイエンドモデルまで、ラインナップも豊富です。
BTOパソコンでは珍しいパソコンの中身が見える透明なケースにできるモデルもあります。
スペックは変わりませんが、外観をカッコよくすることが出来ます。
コラボ商品は、ほぼありません。
セールやキャンペーンも多くはないことが、気にすべきポイントです。
しかし、それ以外は知名度に引けをとらないメーカーです。
人気No1モデル
モデル名 | G-Tune PM-B |
CPU | インテル Core i7-10700 プロセッサー |
グラフィック機能 | GeForce GTX 1660 SUPER |
電源 | 500W/AC 100V(50/60Hz) |
メモリ | 16GB |
SSD | 256GB NVMe対応 M.2 SSD |
持込修理保証 | 保証期間1年 |
G-Tuneも同スペックで比較すると、他メーカーより安いモデルがあります。
1年間の保証期間と24時間365日の電話サポートもうれしいサービスです。
ALIENWARE
特徴
- ハイエンドモデルがメイン
- デザインが特徴的
- 高品質なパーツを取り揃えている
アメリカの大手パソコンメーカーDellのゲーミングPC「ALIENWARE」。
ハイエンドモデルをメインに取り扱っています。
価格は20万~で、高性能パーツを組み込んだハイパフォーマンスパソコンになっています。
国産メーカーと比べると、ラインナップは少なく、同スペック時の価格は高くなっています。
しかし、冷却機能や大型電源など細かいところのパーツが高性能なので、価格に見合ったコスパの良い商品と言えます。
高性能パソコンをお求めの方で、特徴的なデザインが好きな方におすすめのメーカーです。
モデル例
モデル名 | ALIENWARE AURORA R12 |
CPU | インテル Core i5 11400F |
グラフィック機能 | GeForce GTX 1660 Ti 6GB GDDR6 |
電源 | 500W/AC 100V(50/60Hz) |
メモリ | 16GB |
SSD | 2TB 7200RPM SATA 6Gb/s |
持込修理保証 | 保証期間1年 |
他メーカーと比べると少し高い印象があります。
ハイエンドモデルがメインなので、予算が20万以上は必要になってくるメーカーです。
ハイエンドモデルの購入を検討している方は、視野に入れてもいいと思います。
何といってもデザインが特徴的なので、特別感のあるゲーミングPCになっています。
PAVILION / OMEN
特徴
- デザインがかっこいい
- PC世界シェアNo1のメーカー
- 返品可能
HPのゲーミングPCは2つのブランド「PAVILION」「OMEN」があります。
HPはPC世界シェアNo1で、販売元の信頼度も高いメーカーになります。
「PAVILION」「OMEN」2つとも、デザインがダントツでかっこいいと個人的には感じます。
BTOゲーミングPCは、中身が見えるようなケースになっているデザインが少ないです。
透明なガラスケースにしようと思うと、自作で作る必要があります。
そんな中、中が見えるデザインになっている「OMEN」はカッコよさが段違いです。
デザインにこだわりたい方におすすめのメーカーです。
ゲーミングPCメーカーには珍しい返品可能サービスもあります。
もちろん無茶な対応はしてくれませんが、自分に合わなかった場合に返品できるのは安心ですよね。
「PAVILION」がエントリーモデルから中級モデル。
「OMEN」がハイエンドモデルの位置づけです。
他メーカーとの価格の差もあまりなく、安いモデルもあります。
分割払いにすると安くなるキャンペーンが合ったりするので、スペック・価格ともにコスパの良いメーカーです。
モデル例
モデル名 | OMEN by HP 30L Desktop GT13-0826jp |
CPU | インテル Core i7-10700KF プロセッサー |
グラフィック機能 | GeForce RTX 3080 |
電源 | 500W/AC 100V(50/60Hz) |
メモリ | HyperX® FURY DDR4 メモリ 32GB |
SSD | 1TB SSD+2TB HDD |
持込修理保証 | 保証期間1年 |
キャンペーン中の現在で他メーカーと比較すると、価格も安くスペックも優れています。
特にメモリ容量が他よりも多いので、ゲームをしながら配信をしたり、他の作業を同時並行する人にとって快適なスペックになっています。
デザインで決めてしまおうと思っている方に、おすすなメーカーだと思います。
個人的には、買い替えるならOMENにしたいと思っています。
Legion
特徴
- 国内PCシェアNo1レノボのゲーミングPC
- ラインナップは限定的だが選びやすい
- デザインが特徴的
- コスパがいい
国内シェアNo1のレノボのゲーミングPC「Legion」。
デスクトップゲーミングPCのモデルは4つと少ないですが、限定的な分選びやすいです。
デザインもレノボ独特の特徴的なカッコよさになっています。
レビューを見てもわかりますが、コスパの良さが評判です。
他メーカーにはないパーツ構成のスペックが見受けられ、同等スペックの場合、安く購入できそうです。
納期が少し遅いことがデメリットとして挙げられますが、その他は申し分ないでしょう。
モデル例
モデル名 | Lenovo Legion T750i |
CPU | インテル Core i7-10700K プロセッサー |
グラフィック機能 | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER 8GB GDDR6 |
電源 | 650W |
メモリ | 16.0GB DDR4-3200 DDR4 |
SSD | 2TB 7200rpm + 512GB SSD |
持込修理保証 | 保証期間1年 |
GPU:GeForce RTX 2070 SUPERは、他メーカーではあまり見ないスペックです。
しかし、RTX3060と同等のスペックであり、価格から見てコスパの良さがうかがえます。
ラインナップは限定的ですが、コスパの良さがいいです。
デザインとコスパ両方に優れたパソコンになっています。
G-GEAR
特徴
- コスパがいい
- ライトからヘビーユーザーまでのラインナップ
- 用途別やゲーム別に推奨モデルがある
あまり知られていないように感じますが、コスパの良いゲーミングPCメーカーです。
他メーカーと比較してみると分かりますが、安い傾向があります。
ラインナップも豊富で、10万以下から50万越えまで、ライト層からヘビー層まで満足いく商品がそろっています。
公式サイトでも選び方について、紹介してくれています。
プレイしたいゲームから推奨モデルを紹介してくれていたり、用途別におすすめのパソコンを紹介してくれています。
知名度こそ他メーカーに劣っていますが、その他は見劣りしないゲーミングPCメーカーです。
人気モデル
モデル名 | G-GEAR GA7J-F210/T |
CPU | インテル Core i7-10700F プロセッサー |
グラフィック機能 | NVIDIA GeForce RTX 3060 / 12GB (GDDR6) |
電源 | CWT製 定格750W 80PLUS GOLD対応 |
メモリ | 16GB (8GBx2枚) DDR4-2933 |
SSD | 500GB SSD |
持込修理保証 | 保証期間1年 |
CPUやGPUだけでなく、メモリ・ストレージも他メーカーに負けてません。
カスタマイズも豊富に対応しているので、スペックの変更も容易にできます。
スペックを決める
メーカーを決めたら、次はスペックを決めましょう。
スペックを決めるというのは、大まかに言うと「CPU」「GPU」「メモリ」などのパーツ性能を決めるということです。
このパーツの性能によって、プレイできるゲームや快適度が変わってきます。
特にFPSのようなシューティングゲームをしたい方は、スペックがゲームに大きな影響を与えるのでしっかり選びましょう。
どのように選べばいいかを、パーツごとに解説していきます。
ゲーミングPCのスペック選びの大半は、「CPU」「GPU」です。
次に「メモリ」といったところです。
最低でも、「CPU」「GPU」のモデルは決めてしまいましょう。
他にも冷却機能や電源など、細かなとことも説明します。
①CPU
CPUは、ゲーミングPCの脳に当たるパーツです。
スペック大半を占めている重要なパーツになってきます。
CPUの仕事は、グラフィック表示以外のほぼ全てです。
パソコンで行う処理のほとんどをしてくれている、いわばパソコンの核です。
CPUの選び方は、①メーカー ②モデル の順で選びます。
CPUのメーカー
ゲーミングPCのCPUには、主に2種類のメーカーが使用されます。
- IntelのCoreシリーズ
- AMDのRyzenシリーズ
圧倒的支持率のあるメーカーです。
CPUのシェア率も高く、安心安全の高性能が最大の特徴です。
IntelのCPUに比べて、性能が劣っていましたが、ここ最近のモデルは性能面でも同等のものになっています。
また、価格が安くコスパの良さはIntelよりも優れています。
この2つから選びます。
ほとんどのゲーミングPCメーカーでは、CPUをどちらのメーカーにするか決めることが出来ます。
優れたCPUなので、どちらを選んでも問題ありませんが、おすすめはIntel Coreシリーズです。
安全面を重視するならIntel、コスパ重視ならAMDをおすすめします。
メーカーを選んだら、次はそのモデルです。
CPUのモデル
CPUにはモデルがあり、最新のものほど高性能で高価です。
例えば、「Intel Core i9-11900K」「Ryzen 9 5900X」といったように、様々なモデルがあります。
ゲーミングPCには、どのモデルがいいのか、IntelとAMDの比較を解説していきます。
IntelのCPU
Intel Coreシリーズは、「i3/i5/i7/i9」があります。
数字が大きいほど性能が高くなります。
ゲーミングPCでは、i5~i9が使用されます。
続く数字の始めの2桁は世代を表します。
ほとんどが第10世代と第11世代のCPUです。
そのあとはCPUの番号になります。
特に気にする必要はありませんが、大きいほど高性能な傾向があります。
最後のアルファベットは、用途・性能を表します。
ゲーミングPCは「H/F/KF/K」がほとんどです。
H:ゲーミングノートPC向けのハイスペック
F:グラフィック機能が無い分、コスパがいい
K:オーバークロック仕様のハイスペック
KF:KとFを組み合わせたモデル
重要なのは、i5~i9のどれにするか、世代をどれにするかです。
ゲーミングPCで、低スペックはi5シリーズ、ミドルスペックはi7第10世代、ハイスペックはi7第11世代・i9シリーズが主に搭載されています。
おすすめはi7シリーズです。
i5だと性能が足りず、i7であればほとんどのゲームを快適にできます。
予算に余裕があるのであれば、i9にしてもいいですが、i7とi9の違いを体感することは少ないと思います。
AMDのCPU
AMD Ryzenシリーズは、「3/5/7/9/Threadripper」があります。
数字が大きいほど性能が高くなります。
ゲーミングPCでは、「5~Threadripper」が使用されます。
続く数字の始めの1桁が世代を表します。
5000番台:第4世代
次の数字が性能を表します。
「4/5/6/7/8/9」があり、数字が大きくなるほど高性能になります。
末尾のアルファベットがCPUのタイプを表します。
ゲーミングPCは、ほとんどが「X」です。
X:高性能
G:グラフィック機能搭載
T:省電力
S:省電力とグラフィック機能搭載
低スペックがRyzen5、ミドルスペックがRyzen7、ハイスペックがRyzen9/Threadripperが主に搭載されています。
Ryzenシリーズは、Core iシリーズに比べてコスパがいい特徴があります。
出来るだけ安く購入したい方や、CPUを安くして他に予算を回したい方にもおすすめのCPUです。
おすすめはRyzen7です。
9やThreadripperは超ハイエンドCPUになるので、7あたりが快適に遊べて性能も良いのでおすすめです。
次に、この2つのCPUメーカーを比較してみます。
IntelとAMDのCPU比較
よく搭載されているCPUの性能を比較した表を下記に記載しておきます。
例えば、「Corei7-9700F」と「Ryzen 5 2600X」は同性能ですが、Ryzenの方が安価です。
カスタマイズする際に、CPU選びがしやすくなります。
コスパ:価格と性能の関係を表す指標(大きいほど良い)
PassMarkは随時変化しますが、大きな変化はないので特に気にする必要はありません。
他サイトでは、ほぼすべてのCPUで比較表を作成していますが、本記事ではゲーミングPCで主に使用されるCPUのみを比較しているので、見やすいと思います。
表は高性能な順に並んでいます。
CPU名称 | PassMark | 価格($) | コスパ |
Ryzen 9 5950X | 46141 | 1059 | 43.5 |
Ryzen 9 5900X | 39487 | 695 | 56.8 |
Ryzen 9 3950X | 39224 | 819 | 47.8 |
Ryzen 9 3900X | 32898 | 581 | 56.6 |
Ryzen 9 3900 | 30881 | 539 | 57.2 |
Ryzen 7 5800X | 28605 | 427 | 66.9 |
Core i9 11900K | 25808 | 589 | 43.8 |
Ryzen 7 5800 | 26478 | 536 | 49.3 |
Core i7 11700K | 25275 | 499 | 50.6 |
Core i7 11700KF | 23797 | 457 | 52.0 |
Ryzen 7 3800XT | 23959 | 368 | 65.1 |
Core i9 10900K | 23947 | 479 | 49.9 |
Core i9 10900KF | 23813 | 519 | 45.8 |
Core i9 10850K | 23347 | 399 | 58.5 |
Ryzen 7 3700X | 22803 | 308 | 74.0 |
Ryzen 5 5600X | 22185 | 398 | 55.7 |
Core i7 11700 | 20990 | 509 | 41.2 |
Core i7 11700F | 21040 | 339 | 62.0 |
Ryzen 7 PRO 4750G | 20651 | 399 | 51.7 |
Core i7 10700K | 19499 | 496 | 39.3 |
Core i7 10700KF | 19205 | 330 | 58.1 |
Ryzen 5 3600XT | 18842 | 251 | 75.0 |
Core i9 9900K | 18860 | 554 | 34.0 |
Core i7 10700 | 17355 | 314 | 55.2 |
Core i7 10700F | 16957 | 287 | 59.0 |
Ryzen 5 3600 | 17867 | 209 | 85.4 |
Core i5 11400 | 17732 | 209 | 84.8 |
Core i5 11400F | 17883 | 269 | 66.4 |
Ryzen 5 PRO 4650G | 16519 | 369 | 44.7 |
Core i7 9700 | 13486 | 323 | 41.7 |
Core i5 10500 | 13247 | 255 | 51.9 |
Core i5 10400 | 12414 | 260 | 47.7 |
Core i5 10400F | 12515 | 179 | 69.9 |
Ryzen 5 3500 | 12885 | 145 | 88.8 |
Ryzen 3 3100 | 11724 | 205 | 57.1 |
Core i5 9400 | 9502 | 351 | 27.0 |
Ryzen 5 3400G | 9370 | 249 | 37.6 |
Ryzen 3 3200G | 7230 | 99 | 73.0 |
同程度の性能の場合、Ryzenシリーズの方がコスパがいいのが分かると思います。
赤字の「Core i7 10700」当たりを目安に考えるといいです。
ミドルスペックで主に使用されるCPUで、ほとんどのゲームをプレイできるスペックです。
②GPU
GPUは、グラフィックボードと言われ、描画処理をするパーツになります。
性能が低いと画面がチラついたり、しっかり描画できません。
選び方は、CPUに比べて簡単だと思います。
理由は、メーカーがほぼ1択で、モデルの数も限られているからです。
メーカーは「Nvidia」のGeForceシリーズ1択です。
「AMD」のRadeonシリーズもあるが、一歩劣っている印象があります。
ゲーミングPCメーカーでも、GPUはほとんどがこのGeForceシリーズです。
GPUのメーカー
GPUも、CPUと同様で2種類のメーカーが主に使用されます。
- NvidiaのGeForceシリーズ
- AMDのRadeonシリーズ
GPUと言えば、このメーカーというほど人気と信頼のあるメーカーです。
特に気にせず、GeForce1択で選んでも問題のない性能です。
性能ではGeForceに劣りますが、価格は少し安くなる傾向にあります。
GeForceシリーズでいいと思います。
価格もそれほど変わらないですし、ほとんどがGeForceシリーズを搭載しています。
GPUは、GeForceシリーズにしておけば安心です。
GPUのモデル
モデルもいくつかありますが、数が少ないので選びやすいと思います。
各メーカー毎に性能や特徴を見ていきましょう。
NvidiaのGPU
ゲーミングPCに搭載されるGeForceのモデルには、「RTX」と「GTX」があります。
他にもモデルはありますが、ほとんどがこの2つなので省略します。
「GTX」の後継モデルが「RTX」で、より高性能になっています。
続く数字は世代、性能を表します。
末尾のアルファベットも性能を表し、「無印 < SUPER < Ti」となっています。
一概に数字が大きい方が、性能がいいというわけでもないので、下記の比較表で確認してみてください。
AMDのGPU
RadeonのGPUのモデルは、ほとんどが「RX」で、最新モデルになっています。
以前のモデルは、「R+数字」で数字が大きいほど最新というモデル名でした。
続く数字は世代、性能を表します。
末尾もアルファベットは、無印よりもXやXTの方が高性能を表します。
表で見た方が分かりやすいと思うので、ゲーミングPCで主に搭載されているGPUのみで比較表を作成してみたので、下記で見てみてください。
NvidiaとAMDのGPU比較
性能が高い順に並べています。
GPU名称 | 性能指標 | 価格($) | コスパ |
GeForce RTX 3090 | 19531 | 1500 | 13.0 |
GeForce RTX 3080Ti | – | 1120 | – |
Radeon RX 6900XT | 18782 | 1000 | 18.7 |
Radeon RX 6800XT | 17918 | 650 | 27.5 |
GeForce RTX 3080 | 17692 | 700 | 11.9 |
Radeon RX 6800 | 15110 | 580 | 26.0 |
GeForce RTX 2080Ti | 14650 | 999 | 14.6 |
GeForce RTX 3070 | 13789 | 500 | 27.5 |
Radeon RX 6700XT | 11986 | 480 | 24.9 |
GeForce RTX 3060Ti | 11893 | 400 | 29.7 |
GeForce RTX 2080 SUPER | 11642 | 699 | 16.6 |
GeForce RTX 2070 SUPER | 10204 | 499 | 20.4 |
GeForce RTX 3060 | 8867 | 330 | 26.8 |
GeForce RTX 2060 SUPER | 8827 | 399 | 22.1 |
GeForce RTX 2060 | 7661 | 315 | 24.3 |
GeForce GTX 1660Ti | 6403 | 270 | 23.7 |
GeForce GTX 1660 SUPER | 6122 | 228 | 26.8 |
GeForce GTX 1660 | 5473 | 210 | 26.0 |
GeForce GTX 1650 SUPER | 4707 | 160 | 29.4 |
GeForce GTX 1650 | 3428 | 140 | 24.4 |
Radeonシリーズが少ないのが分かると思います。
ゲーミングPCで搭載されているGPUは、ほとんどがGeForceシリーズなので、それだけ信頼があるということです。
「RTX 3060」以上がおすすめです。
それ以下は、ライトゲーマー向けで価格は安いですが、快適かどうかは微妙です。
ゲーミングPCで、CG作成・動画編集・配信をしたい方は、よりハイスペックのGPUを搭載した方がいいでしょう。
普通にゲームをするだけならミドルスペックでもいいですが、映像のきれいさを求める人はハイスペックにしましょう。
③メモリ
メモリは、データを記録しておくパーツです。
予算がある方は、出来るだけ容量の多いものにしておきましょう。
「SSD」と「HDD」の2種類があり、「SSD」の方が読み込み書き込み速度が速い高性能メモリです。
迷ったら「SSD」を優先して容量を決めましょう。
ゲームだけをしようと思っている方も、多めに容量を確保しておくことをおすすめします。
僕もゲームだけをしていますが、月日が経つと容量が足りなくなって、古いゲームを消したりしないといけなくなります。
特にゲームだけでなく、動画や画像の保存、様々なデータを保存することが予想される方は、容量を多めにしておきましょう。
予算を決める
最後に予算を決めましょう!
というか、メーカーとスペックを決めたら、おおよその予算が決まってきます。
メーカーによって価格は少し違ってきますが、ほとんど同じなので、価格はスペックに依存します。
ハイスペックは高く、ロースペックは安くなります。
ここでは、
①スペックによってどれくらいの予算が必要なのか
②予算によるパソコンの性能
③予算の抑え方
を説明します。
必要予算とスペックの関係
RTX 3090 | 42万 | 49万 | 52万 | ||
RTX 3080 | 29万 | 35万 | 40万 | ||
RTX 3070 | 21万 | 22万 | 24万 | 28万 | 31万 |
RTX 3060 | 16万 | 19万 | 22万 | 22万 | 23万 |
RTX 2060 | 15万 | 16万 | 17万 | ||
RTX 1660 SUPER | 13万 | 14万 | 16万 | ||
GPU / CPU | i5-11400 | i7-10700 | i7-11700 | i9-10900K | i9-11900K |
おおよそですが、必要予算とスペックの関係は表のようになります。
見てみると、「CPU(横軸)」のスペックよりも、「GPU(縦軸)」のスペックが予算に大きく影響します。
予算と性能の関係
予算 | 性能 |
~10万 | 超ライトユーザー向けのエントリーモデル。 プレイできるゲームや快適度に制限がかかるので、おすすめしません。 最低でも10万以上をおすすめします。 |
10~15万 | エントリーモデル。 MMOプレイヤーには、この辺りがおすすめ。 他のゲームもしたい方は、もう一段階上のスペックが必要です。 |
15~20万 | ミドルスペックモデル。 この辺りが一番人気の予算帯になります。 とりあえず何でもできることが最大の特徴です。 FPSゲーマーはこの予算帯以上がおすすめになります。 |
20~30万 | ハイエンドモデル。 ゲームが快適にできることはもちろん、配信や他の作業も同時にしたい方におすすめ。 さらに映像をよりきれいに楽しみたい方、4KやマイクラのMODを使用したい場合は、この予算帯からあ選びましょう。 |
30万~ | 超ハイエンドモデル。 配信者やプロゲーマーはこれ以上のスペック・予算帯のゲーミングPCを使用しています。 ここからは予算の余裕度や、こだわりがある方向けです。 もちろん高い分、快適ですが一般ゲーマーの方は、ここまでのスペックは必要ないかもしれません。 |
おすすめは、15~30万のゲーミングPCです。
とりあえず1台で何でもできる予算帯になります。
始めはMMOだけするつもりでも、新しいゲームはたくさん出てくるので、プレイするゲームが変わってくるかもしれません。
その時に、何でもできるスペックのゲーミングPCがあった方が良いです。
予算はケチらずにできるだけいいものを買っておきましょう。
予算の抑え方
どの予算帯のゲーミングPCを買うにしても、予算はできるだけ抑えたいと思います。
そこで、予算の抑え方を解説していきます。
- ①CPUをRyzenシリーズにする
- ②セールを利用する
CPUを同性能のRyzenシリーズにすることで、価格を少し抑えることが出来ます。
CPUは、GPUに比べて性能が大きく変わらないので、CPUを安価にして、GPUはケチらずいいものを選ぶようにしましょう。
予算を抑えるために1番重要なことは、セールやキャンペーンを利用することです。
セールやキャンペーンの割引額がかなり大きいからです。
ゲーミングPCメーカーによって、セールやキャンペーンの内容は違ってくるので、要チェックです。
まとめ
ゲーミングPCの選び方を解説しました。
選び方の流れは以下の通りです。
- ①メーカーを決める
- ②スペックを決める
- ③予算を決める
メーカーによって価格やスペックは多少違いますが、どのメーカーも信頼があるので、好みで決めてしまっても問題ありません。
デザインや配信者の使っているメーカーを真似てみるのもいいでしょう。
メーカーを決めたらスペックを選びましょう。
ライトユーザー向けから、ハイエンドスペックまで、様々なラインナップが各メーカーで用意されているので、自分に合ったものを選びましょう。
おすすめは、ミドルスペック以上です。
ミドルスペックは、予算で言うと約20万からになります。
これ一台で、何でもできてしまう人気の予算帯になっています。