【イヤホン派必読】ゲーミングイヤホンの環境構築に必要なデバイス
「ヘッドセット」と「イヤホン」はそれぞれメリット・デメリットがあります。
イヤホンは、ヘッドセットに比べて快適ですが、その分環境の構築が面倒な1面があります。
しかし、難しいことはないので、本記事で解説していきます。
もくじ
- 1.ゲーミングイヤホンの特徴
- 2.ゲーミングイヤホン環境構築に必要なデバイス
- 3.具体的な環境構築方法
- 4.人気おすすめ商品紹介
- 5.まとめ
・イヤホン
・マイク
・オーディオインターフェース
・サウンドカード
ゲーミングイヤホンの特徴
ゲーミングイヤホンは、ヘッドセットに比べて音質が劣っていると言われがちですが、そうではありません。
イヤホン単体だけでは性能は劣りますが、他のデバイスと組み合わせることで、性能が引きあがります。
つまり、音質や定位感で心配することはありません。
また、イヤホン派の人の多くは、髪が乱れないという理由で使用しています。
他にも場所を取らないことや、遮音性の高さなど、様々なメリットがあります。
唯一のデメリットとしては、環境構築がヘッドセットに比べて簡単ではないということです。
ヘッドセット単体だけを買えばいいのに対して、いくつかのデバイスを買う必要があります。
本記事では、その環境構築に必要なデバイスの解説とおすすめ商品を紹介していきます。
ゲーミングイヤホン環境構築に必要なデバイス
ゲーミングイヤホンは、それ単体だけでは性能がヘッドセットに比べ劣ります。
それを同等レベルまで引き上げるには、他のデバイスと組み合わせる必要があります。
大まかに必要になってくるデバイスは以下の3つです。
- マイク
- オーディオインターフェース
- サウンドカード
必須になってくるのが、マイクとサウンドカードです。
オーディオインターフェースは、マイクの種類によって必要かが変わってきます。
まずは、それぞれがどんな役割なのが見ていきましょう。
マイク
ヘッドセットには、マイクが付属しているので購入の必要はありませんが、イヤホンはマイクを別途購入する必要があります。
イヤホンの中には、マイク機能が搭載されているものもありますが、音質が悪いのでマイクは別で購入することをおすすめします。
マイクには、いくつか種類があります。
それが下記の2つ。
- コンデンサーマイク:クリアで高音質が特徴。
- ダイナミックマイク:頑丈で壊れにくいのが特徴。
どちらでも構いませんが、コンデンサーマイクの方が音質がクリアです。
価格はコンデンサーマイクの方が高くなりますが、コスパの良いものもあるので、迷ったらコンデンサーマイクを選びましょう。
次に重要なのが、「指向性」です。
指向性とは、マイクに対してどの方向からの音を拾うかを表したものです。
単一指向性や双方指向性などで表記されます。
ゲームをするためのマイクは、単一指向性で決まりです。
自分の声がクリアに聞こえ、周りのノイズを入らないようにしてくれます。
次に重要なのが、「接続方法」です。
接続端子と言ってもいいですが、マイクには主に2つの接続端子があります。
- USB:パソコンと直接接続でき、価格を抑えることが出来る。ただしノイズが入る可能性がある。
- オーディオジャック:オーディオインターフェースが別途必要だが、音質がクリア。
マイクの接続方法によって、オーディオインターフェースが必要かが変わってきます。
音質にこだわりたい方は、オーディオジャック接続。
予算を抑えて手軽に試したい方は、USB接続がおすすめです。
オーディオインターフェース
オーディオインターフェースは、オーディオジャック接続のマイクと併用して使用します。
USB接続ならそのままパソコンに接続できますが、オーディオジャック端子はパソコンにはないので、一度オーディオインターフェースを通さなければなりません。
その分、音質がクリアになったりできることが多くあります。
基本的に、普通にゲームをするだけなら恩恵は特にないと思います。
ただ、オーディオジャック接続のマイクを使用するためのデバイスになります。
しかし、音楽作業をパソコンでする人には、多くの恩恵があります。
歌ってみた動画の作成や、音楽ソフトで音を書き込んだり、MIX作業など。
普通にゲームをするだけの人が受ける恩恵もいくつかはあります。
1つは、マイク音量をつまみで変更できます。
パソコン側で音量変更する必要がなく、ミュートもオーディオインターフェース側で出来ます。
他には、エコーをかけれたりもします。
ゲーム動画を編集する際に、ゲーム音とマイク音を別々に録音することが出来ます。
このようにオーディオインターフェースで、出来ることはいくつかありますが、最大のメリットはマイク音声をクリアにできることです。
サウンドカード
ゲーミングイヤホンの性能を上げるためのデバイスになります。
イヤホン単体では、ヘッドセットに比べて音質や定位感が劣りますが、サウンドカードが性能を引き上げてくれます。
サウンドカードは2つの種類があります。
- 内蔵型:パソコンのマザーボードに取り付けるタイプ。
- 外付け型:USB接続で挿すだけなので安心。
おすすめは外付けタイプです。
何といっても簡単で安心だからです。
内蔵型は、パソコンを開けて取り付けなければならず、ノイズの影響も受けやすいので、外付け型で問題ありません。
あとはサラウンド対応のものを選びましょう。
5.1chや7.1chのように記載されます。
周りに5つ、7つのスピーカーを配置したような立体的な音を作り出す機能のことです。
これにより、イヤホンでも立体的な音響を作り出すことが出来、定位感が増します。
具体的な環境構築方法
ゲーミングイヤホンの環境構築に必要なデバイスは理解できたと思いますが、具体的にどのように接続・使用すればいいかを解説していきます。
パソコンの場合も、PS4の場合も基本的に各デバイスを接続するだけで使用できます。
パソコン側で、入出力のデバイスをどれにするか設定しなければいけませんが、簡単なので心配ありません。
PS4の場合も、基本的には同じです。
PS4はサウンドカードとの接続端子を、光デジタル端子を利用した方がノイズが少なくなるのでおすすめです。
このように基本的には、各デバイスを接続するだけなので、デバイスさえ購入してしまえば簡単に環境を構築できます。
重要なポイントとしては、接続端子を確認しておくことです。
USB端子が余っているかどうか、サウンドカードに挿したい端子が対応しているかどうか、購入前に確認しておきましょう。
次に、各デバイスの人気おすすめ商品を紹介したいと思います。
PCの場合と、PS4の場合で少しおすすめのデバイスが異なってくるので、別々に紹介したいと思います。
人気おすすめ商品紹介
イヤホン
ゲーミングイヤホンのおすすめ商品紹介の記事が下記になります。
安価なモデルから、プロも使用している高性能イヤホンまで紹介しています。
【ゲーミングイヤホン】超厳選!人気のおすすめ商品紹介
ゲーミングイヤホンのおすすめ商品を紹介します。厳選して紹介するので、かなり数は少ないと思います。しかし、本当に人気でおすすめの商品ばかりなので、どれを買うか迷っている方も参考になる内容になっています。他のデバイスとの併用を考えた環境構築についても参考記事を載せているので、確認してみてください。
マイク
ゲーム用のマイクの選び方の解説、おすすめの商品紹介を下記記事でしています。
厳選して紹介しているので、どれを買うか迷っている方も参考になると思います。
【ゲーミングマイク】おすすめのゲーム用マイク11選|イヤホンの方必見!
ヘッドセットの方も、イヤホンの方も、音質にこだわりたい方はマイクの購入が必須です。普段のボイスチャットや配信で、クリアな音を届けることが出来ます。本記事では、おすすめのゲーミングマイクの紹介やその選び方、必要な付属品などを解説しています。マイクを購入検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
オーディオインターフェース
ゲーム用におすすめのオーディオインターフェースを下記記事で紹介しています。
音楽制作に使用する場合と、ゲーム用とでは、おすすめの商品が変わってきます。
下記の記事は、ゲーム用に適したものを紹介しているので、参考にしてください。
【オーディオインターフェース】ゲーム用のおすすめ商品紹介|イヤホンでゲームしたい方は必見
コンデンサーマイクを使用したい方が必要となるオーディオインターフェースの、人気かつおすすめの商品をかなり厳選して紹介します。どれを買えばいいか迷っている方に参考になる内容になっています。特にゲーム用として使う場合に、おすすめの商品なので、ゲームのために購入したい方必見です。
サウンドカード
ゲーム用のサウンドカードのおすすめを下記記事で解説しています。
イヤホン単体では、音質が劣るのでそれを補うためのデバイスです。
聴覚だけでなく、視覚的にも音のなっている方向を示してくれる機能があるものもあるので、参考にしてみてください。
【サウンドカード】ゲーム用のおすすめ商品紹介
サウンドカードは音質を上げるデバイスで、足音やリロード音など、特にFPSで優位に立つことが出来ます。特にイヤホンの方はサウンドカードが必須と言っても過言ないでしょう。本記事では、人気でおすすめのサウンドカードを紹介しています。厳選して紹介しているので、迷っている方にも参考になると思います。
まとめ
イヤホンでゲームをしようと思うと、他にもデバイスが必要です。
各デバイスの接続に関しては簡単なので、心配しなくても大丈夫です。
ゲーム環境を整えると、ゲーミングイヤホンはヘッドセットと比べても負けていないデバイスになります。
疲れにくいことや遮音性の高さなど、様々なメリットがあるので、ぜひイヤホンを検討してみてください。